今じゃ「あんなことで?」と本当に信じられないのだけれど、
辛くて辛くて気持ちがコントロールできなかったときのこと。
1年半前の平日、仕事を終えて家でまったりしていたわたしは、
ぼーっとしながら「あ、あの人に連絡しなきゃ」とか「どうやって上司に報告しようかな」とか
仕事のことが頭の中をぐるぐるまわっていた。
【仕事とプライベートは区別すべき】とよく聞くが、思考においてわたしはそれができないタイプだ。
その日も晩御飯を食べ終わってゆっくりしているときに突然思い出してしまった。
「、、、え、ふられていたあの仕事、、、期日20日までだっけ、、、え!?2日前じゃん」
「終わった、終わった、社会人として失格だ、あーーーーー」
発狂するほど一方通行の自己否定に陥るばかりで立ち直ることができなかった。
その仕事の重要さだとか、私にふられた経緯だとか、今とりかかってどのような問題があるかだとか
冷静になって考えられることはできたはずなのに。
ぼろぼろのメンタルでお風呂を溜めて、入浴中持ち込んだiPhoneで Youtubeに頼ろうと思った。
【落ち込んだ】
このワードだけで検索して、一番上にメンタリストDaiGoさんの動画がヒットした。
とにかく動画を漁って、誰かに悩みを聞いてもらう、何か手がかりが欲しいという思いで
もがくことしかできなかったが、この行動が当時できる最善の選択だったのだろう。
このなんとも理解し難い些細で壮大な絶望から
少しずつ、少しずつ、自分を改め行動を起こすようになり、
今ではあの頃と全く異なる思考回路を持って日常を送っている。
今になって思うことは
人は、【自分の中で大切にする価値観】と【日々行う仕事が価値観とどう結びつくのか】を
考えなくなったときにロボットと化す。
ミスの大小に関わらず重要度の判別がつかず、機械である自分の欠点を全否定することに陥る。
私も未だ努力の過程にあります。
どう改善していったかをこれから少しずつ共有したいと思います。